たとえば、フリーターなどがジョブ・カードを取得したい場合、まず、ハローワークやジョブカフェなどにいるキャリア・コンサルタントに相談した上で、一定期間、希望する職種の企業での実習や教育機関での座学を受け、受講先の評価を受けた後に、ジョブ・カードが交付されます。利用者は、訓練を受けた企業に正式採用される場合もありますが、自分に合わないとなれば、再度キャリア・コンサルタントに相談し、ジョブ・カードを利用して他企業へ就職することも可能となります。
また、訓練期間中に生活資金に困ってしまうフリーターなども想定し、生活資金の低利融資制度も合わせて創設、対象となる低所得者層が参加しやすい工夫も図っています。従来、学費の融資制度などはありましたが、生活費を融資し、就職が決まった後に返済する仕組みは初めてのものです。
ただ、訓練を受け入れる企業をどこまで確保できるかは未知数で、企業と受講者の希望が一致して初めて訓練がスタートするため、キャリア・コンサルタントを含め両者の調整機能をどう構築するか、などまだまだ課題が残っているようです。
