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博士号取得者、もしくは博士課程修了といった方々が、現代の日本社会では必ずしも十分にその能力を発揮できていないということを過去数回にわたってお届けしてきました。また、アカデミックなポスト(アカポス)の不足や、博士号の有無や業績意外の力学も働いていることについてもふれました。

大学全入時代を迎えて、各大学は厳しい戦いを続いています。こうした中、大学は自らの価値を、より経営的な観点で最適化しようとしています。「不採算学部」の自主的な縮小・切り捨てなど、学生にとってはネガティブな最適化もあれば、資格やスキルの獲得、就職のサポートなどのサービス全般で、“お客様”である学生を何とかつなぎ止めようとするポジティブな最適化もありますが、どちらも教育的配慮よりも経営を優先した施策であるといえます。分かりやすいところでは、青山学院大学で社会情報学部の1~2年生にiPhoneを支給したというニュースがありましたが、これなどは、分かりやすい情報化という建前の裏に隠れた大学の苦しい事情が透けてみえてくるようです。

講義も同様に、教育という観点ではなく、学生のニーズに合った知識や情報をコンテンツとして提供する傾向が進みつつあります。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091202-00000077-zdn_ep-sci


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