化学反応期待「人間失格」
映画「赤目四十八瀧心中未遂」で多くの映画賞を受賞した荒戸源次郎監督(63)が、太宰治生誕百周年大作「人間失格」を撮った。太宰の分身でもある主人公を演じたのは、ジャニーズ事務所の人気アイドル、生田斗真(とうま)(25)。荒戸監督は「太宰ファンでなくても、一人でも多くの人に見てほしい」と語る。(伊藤徳裕)
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荒戸監督は映画化の依頼を受けた当初、「逃げ出そうかと思った」と打ち明ける。「この小説が映画化されないわけが分かった。厄介だからですよ。非常に巧妙に構築されていて、文体が一人称というのもくせ者。言葉もいわゆる“太宰語”で、だいぶ変えないと会話にならないんです。あんまり厄介なので、私は天然のあまのじゃくですから『やってみようかな』と思っちゃった」
生田が演じるのは、繊細な感性の持ち主、葉蔵。不安や孤独を抱え、自分の居場所を求めている彼の周囲には、常にその魅力に引かれる女性たちがいた…。
映画化にあたり、時代をずらしたり、原作にない詩人の中原中也を登場させたりと、自分流にアレンジした。「太宰本人がもういないので、やりたい放題させてもらいました。映画と小説は別ものだし、同じだったら気持ち悪いでしょ」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100221-00000033-san-ent
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