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【話題の本】『ダーリンの頭ン中』小栗左多里(さおり)&トニー・ラズロ著

■博学ぶりとトリビア的知識に仰天

漫画家、小栗左多里と米国人ライター、トニー・ラズロの国際カップルの日常を描く人気コミックエッセー『ダーリンは外国人』(1~3巻)。その語学編『ダーリンの頭ン中』の最新刊は、本編の「夫婦のほのぼのした会話」を期待してページをめくると、語学オタクのトニーの博学ぶりとトリビア的知識に仰天する。

例えば世界の「トイレに行く」という表現。左多里の疑問にトニーが答える形で、「水道代払ってくる」(スペイン)、「すみっこ行ってくる」(フランス)、「馬を見に行く」(モンゴル)など多様な言い回しにまず「へえ~」。「トイレ」の単語についても、語源のラテン語、フランス語の「化粧品の下に敷く布」を表したトワレットまでさかのぼって、解説してくれるのである。

「トニーさんは英語、日本語はもちろんラテン語もできるので、言語の根本を押さえた上で、かみ砕いて表現してくださいます」と担当編集者の松田紀子さん。本書ではこのほか数の数え方やエスペラント語なども話題に上り、正にトニーの「頭ン中」をのぞく比較文化論(漫画)なのだ。

編集部では当初、夫妻に英会話本執筆を提案したそうだが、2人が一緒に暮らす中で感じる「ネイティブの言葉と学習した言葉の感覚の違い」を扱いたいとの申し出があり、その考えに沿って、テーマ選びもすべて任せているそうだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100320-00000018-san-ent


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