「実践型教育プログラム」は、大学・短期大学・高等専門学校・専門学校等の高等教育機関が、その教育研究のノウハウを活用して開発・提供するプログラムで、かつ、受講者の職業能力の形成を応援するような内容のプログラムとなっています。教育基本法の改正及び学校教育法の改正により、大学・高等専門学校は、果たすべき役割として、その教育研究の成果を広く社会に提供することにより、社会の発展に寄与するという「社会貢献」が法律上位置づけられています。
このプログラムは、大学をはじめとする高等教育機関に今後求められる「社会貢献」という役割に基づくものであるとともに、国の人材能力の底上げにつながる取組ともいえます。このプログラムの主な流れとしては、各大学・専門学校等におけるプログラム開設状況に関する情報にアクセスした受講希望者が、それぞれの興味関心・適性に基づいて、プログラムへ参加することとなります。
また、職業紹介機関等でこのプログラムに関する情報提供を受けて、プログラムに参加することも可能となります。さらに、このプログラムの修了者に対しては、大学・専門学校等から履修証明が行われます。この履修証明は、「職業能力形成プログラム」における「評価シート」と同様に、「職業能力証明書」として活用することが可能になります。
なお、実践型教育プログラムへの対象者には、受講希望者各人の適性・興味関心に基づき、その自発性に基づいたものであることを原則としながら、キャリア・コンサルティングの中で、本人の適性・興味関心に応じて同プログラムに関する情報を提供することも考えられています。この場合、プログラムを開発する各大学・専門学校等では、積極的にプログラムに関する情報提供を行うよう求められています。
プログラムの受講対象者
「実践型教育プログラム」の受講者としては、フリーター、子育て終了後の女性、母子家庭の母親等、主に「職業能力の形成の機会に恵まれなかった者」を想定していますが、ほかにもキャリア・アップを考えている社会人や新卒者も含まれます。
