「講義ノート屋」をご存じだろうか? きちんと大学の講義に出た人のノートを買い取り、その写しを1部数百円で売る商売だ。しかし学生相手の「講義ノート屋」に“逆風”が吹いているという。その理由と背景に迫ってみた。
大学を5年かけて卒業した私は、ほんとにダメダメ学生であったと思う。授業に出ていないから単位をとるにもひと苦労。友達と言えば、全員が学校に行っていない奴ばかり。講義ノートを借りることもできず、試験の度に四苦八苦したものだ。その時代に「講義ノート屋」があれば、私は間違いなく常連だっただろう。しかし、その珍商売にも氷河期が訪れているという。
●「講義ノート屋」に氷河期、京阪神の大学で“閉店”続出
きちんと大学の講義に出た人のノートを1万~2万円で買い取り、その写しを1部数百円で売る。こんな学生相手の「講義ノート屋」に逆風が吹いている。学生の「まじめ化」やノートの質の低下が原因だ。大学の視線も厳しくなり、一部の繁盛店をのぞき、次々と倒れている。
約1万8000人が通う立命館大衣笠キャンパス(京都市北区)。東門から約30メートルの建物の1階に人気の講義ノート屋がある。学生がカウンターで講義名を告げると、店員が奥に取りにいく。夏の前期試験直前には、約40人が入店待ちの列をつくった。
試験シーズン恒例の風景だが、2008年はちょっとした「事件」が起きた。黙認してきた大学が試験に合わせ、利用自粛を求める教学部長名のメールを全学生に出したのだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090613-00000002-zdn_mkt-bus_all
