8月の県内有効求人倍率は悪化傾向に歯止めがかかりつつある結果となったが、若者の就職戦線は既に真冬の寒さだ。不況業種からの転職はメドがたたず、リストラの厳しさを目の当たりにして正社員になる目標を捨てた例も。秋に入ってもリクルートスーツを脱げない大学生は例年にない多さで、支援する立場の大学も正念場を迎えている。
◆「何でもいいから職に就きたい」
川崎市の金型工場に勤める男性(34)が書いた履歴書は、9月だけで10枚を超えた。勤め先の業績不振で給料も激減した。「年内には倒産かも」。同僚たちがささやき合う。
転職活動に汗を流す日々。面接にこぎ着けた会社もあるが、面接官は「採用は数人だが、今日だけで20人以上に会う」と言っていた。その後、連絡はない。「えり好みしている場合じゃない。何でもいいから安定した職に就きたい」
横浜市戸塚区の男性(34)は、フリーター生活5年。正社員の求職には、もう完全に背を向けている。
高校卒業後、自動車整備士の資格を取った。横浜市内の整備工場に職を得たが、2年で退職。週5回、都筑区のガソリンスタンドでアルバイトをしている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091003-00000019-kana-l14
